【アルペン・デビューの巻】 ― 2024/03/04
金曜日の16時に家を出て新幹線で上田へ。
真田の郷という事でバスにも六文銭。でも菅平までは500円(安い!)
その前にタンメン720円(65点)
宿に入ったのが22時ごろ。暫くすると同部屋のOさんが来ました。初対面です。
Oさんは「基礎系」の人ですが、アルペン合宿にも何度か参加していて、色々とノウハウを教えてくれます。ヘルメットもOさんからの借り物です。
翌土曜日はアルペン合宿初日。
借り物のパンチガード付きストックとチンガード付きヘルメット。
パンチガード付きストックで、ポールをバチンバチン叩いてぶっ倒しながら滑ります。
これ、メチャクチャ楽しいです。
上手い人がやると「バチンバタン!」と2回大きな音がします。1回目はストックでポールを叩いた時の音、2回目はポールが倒れてバーンに叩きつけられる音。アタシがやっても1回目の音は聴こえますが2回めの音は出てるのかしら。
チンガード付きヘルメット。チンガードはポールをまたいでしまった時、ポールを顔で受けてしまうと痛いのでそれから守ってっくれるそうです。
アタシも2回ほどポールをまたいでしまった時にコレで助けられました。
それじゃぁ、滑ってみます。
最初の1本めはポールに当たらないように滑ります。
でもなんだかポール避けているみたいで、「コレじゃないぞ!」という感覚から2本めは少し攻めることにしました。3本目くらいからとき時ストックでポールを叩けるようになって来ました。
《1日目の昼食(肉丼:900円 75点)》
何度かポールに引っかかって転倒しましたが、今回の目標だった、ラピッドポールのパンチアウトができました。
それほど衝撃はありませんが「バチンッ!」と大きな音とともにポールがぶっ倒れる感覚は気分イイです。大男をノックアウトした気分とでもいいましょうか。仮面ライダーがショッカーを次々ぶっ倒して行く感じと似てるかも知れません。
夕食です(80点)。
その後、皆で、今日撮ったビデオを観ながらの(公開処刑)宴会です。
転倒してるビデオはアタシだけでした。
明日は紅白デュアルレースです。皆さん、未だ盛り上がっていましたがアタシは22:30ごろで撤収です。
ポールは専門の人に張ってもらいます。
ここ菅平パインピークスキー場はポールの練習場みたいで色んな大学のスキー部が合宿に来ています。
1つのレーンを時間借りして専有します。ウチのスキー部も午前午後で4時間借りて、終わるとデラ掛け(スキーでコースを均して整備)して次のチームに渡します。
2日めはデュアルレースです。
2チームに別れて2本のレーンで同時にスタートします。ゴールすると合図が出るので次の選手が出走します。最後の選手が先にゴールしたチームが勝ちで、先に2勝したチームの選手に賞金が出ます(500円)。
アタシは2本めで転んでしまいました。数メートル先に左のコースの選手が見えたのでなんとか抜いてやろうと思ったのですが、力が入ってしまいました。思い出しただけでも悔しくて2000円払ってやり直したいぐらいです。
結果はアタシが転倒した2本めは落としましたが2勝1敗でアタシのチームの勝ちです。
今日は午前のスタートが早かったので10:30にお昼になります(ポールバーンのスケジュール調整の都合)
午後のトレーニング開始(12:15)まで時間が有るので未だお腹が空いていないアタシは一人で滑ってました。
11:40頃になってお腹が空いてきたので、お待ちかねのカツカレー(1100円:90点)
午後からのレッスンです。
本当はGSも予定されていたのですが、バーンが荒れているのとポールが始めての女子とかも居たのでSLになりました。
午後のレッスンは転倒することもなく、徐々に安定感が増し増しです。
もう楽しくてずっとやっていたいくらいです。
これは「レガース」と言って膝当てです。
ヘルメットのチンガード、パンチガード付きストックと、このレガースの3点がSLセットですが、このレガースは出番がありませんでした。
自分でも「何に使うんだろうなぁ」と思ってましたが、これはポールが膝に当たっても痛くないようにするためだそうです。
要するにポールは手で払う以前に膝から突っ込むぐらいじゃないといけないんだそうです。午後のレッスンではポールをレガースに当ててやろうと思ってましたが、ダメでした。出番はマダマダ先になりそうです。
アルペンは楽しいですが、基礎系と違ってどこのスキー場でも簡単に練習することができません。練習ができるスキー場を探して行くしか無いですかね。
道具も用意しないと行けません。
この歳にして色々始めるとカネがかかるので慎重に行かないといけませんね。
今後の対応について検討します。
この後は斑尾です。
帰りの新幹線は自由席満員で大宮まで座れませんでした。
それから、ビデオが手に入ったらアップしますね。
コメント
_ 優太郎左衛門 ― 2024/03/07 17:52
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<大きなおばさんの話>
結構デップリとしたおばさんが参加しているんだけど常連サンなのね。
いつも同じ宿に泊まっているから色々と仕組みを知っていて教えてくれるので助かります。
同じリフトに乗って話をしたんだけど、彼女(多分年齢はアタシと同じくらい)装備はそれなりにレーシング仕様
流石にピチピチのレーシングスーツは着ないけど、「レーサーだぜ!、ワイルドだろぅ?」って感じがプンプン
そう、彼女ウチのクラブチームの「競技部」に籍を置いている。
「正指導員も持ってます」だそうで、軽く自慢されてしまった。
まぁ、いい。しかし、どうみてもポールをカッコよくすり抜ける絵は想像できないなぁ・・・
練習が始まると、ドッコイショって感じで確実にポールをこなしてゆくが全然レーシーじゃない。
「私、ポールには触れないようにしてます!」って感じで、ポール抜いたらタダの小回りだぞ、それ・・・
正指導員持っているんだそうですが、多分、コブは滑れないだろうね。
<私ポール始めてなんですが・・・>
アタシが「ポール初めてなんです」と言うと、色々教えてくれる人が居る。
まぁ、イイヒトなんだろね。
その人はウチのクラブチームで「基礎系」の人なんだけど「競技部」の合宿に参加している。
滑る前は、基礎系と競技系の滑りの違いについてコンコンと説明してくれた。気持ちよさそうに。
因みにこの人はアタシより5年ぐらい若い。
さて、滑り出してみるとその人も完全な基礎系の滑り。
べつにアタシは構いませんが、折角ポールの合宿着たんだから、そういう滑りしたほうがいいんじゃないですか?
ってアタシは思うぜ。
始めてのアタシが2本目ぐらいでポールにバチバチ当たりながら滑り出したもんだから面白くなかったのかね。
その後、すっかり寡黙になってしまった。
<準指導員ですかぁ>
ウチのクラブの基礎系の人は「準指導員/指導員」を目指す人が圧倒的で「テクニカル/クラウン」を目指す人は少いようです。
確かに権威は「準指導員/指導員」の方があるよね。
アルバイトの時給も100円〜200円高い。
でも厄介なのが、2年に1回講習を受けなくては行けない。これを受けないと「準指導員/指導員」の資格は失効してしまう。
まぁ、救済措置はあって講習を受けなくても失効猶予期間を金で買えるそうな。
その方は「準指導員」をお持ちだそうだが、「テクニカル」はお持ちじゃないそうな。(アタシも未だ持っていないけど)
聞くところによると、コブが滑れないんだそうな。
なるほどねぇ・・・そんな感じでしたよ。
一応、テクニカルには毎年挑戦しているんだそうです。
ウチのクラブチームも4人集まると講師を頼んでテクニカル向けのトレーニングをくんでくれるそうですが、なかなか集まらないそうです。
誘われましたが、ちょっとねー、アタシ協調性無いもんでー
<えっ!1回3万円弱でレッスン>
これまた、別の方。
八方尾根のエリアシーズン券とやらをお持ちだとか、聞くところによれば11万円だそうです。
「まだ、もと取ってないんだけどねー」だそうです。
更にですよ、毎回プライベートレッスンを3万円ほど出して受けているそうです。
その割にゃぁ・・・
その方は、スキーをやるために長野にアパートを借りて一人暮らししているそうです。
仕事はリモートで全て賄えるとかで、出社する必要はないそうです。
おまけにスキー用にBMWのX1とやらを買ったとか・・・
お金有るんですね
<いつまで食ってるんだい?>
2日めの午前のトレーニングが10:30ごろに終わってしまい、そのままお昼。
午後のトレーニングは12:15からというのだから随分時間が有ります。
おまけに朝8時頃に朝食を取ったのでお腹も空いていませんって。
それなのに、皆さんレストランに入るとなんか頼まなくちゃって感じで、「おでん」とか「ホットケーキ」とかチョイモノを頼んでいる。
アタシはお腹空いていないので1人で滑りに行きます。約1時間で7〜8本位かっ飛ばしてようやくお腹が空いてきました。
レストランに戻ると皆さん未だそこにいらっしゃる。
アタシが食事を始めた頃にようやくレストランを出て少し滑って午後のトレーニングに向かう。って感じですか。
中にはアタシが食べ終わる頃にようやく腰を上げるお方も。
せっかくいい雪が有るんだから滑ればいいのに・・・
お金が有る人は時間の使い方が違うんですね。