【村上・笹川流れトライアスロン⑥:悪いが、未だ引っ張る】2018/10/04

 試泳を終えて帰ってくると、アタシのバイクの隣に別のTTが掛けてある。
MERIDAの本格的なヤツ。<これ、結構高いぜぇ>
 一体、どんな奴が乗っているのか見ると、冴えないオヤジだったが、まぁ、金は持っていそうだ。
アタシのバイクの後ろには丁度ベンチがあって、おあつらえ向き座って過ごすには丁度いい。
 そこにMERIDAの友人みたいな別のオヤジがやってきて話しているのだが、金(gold)を何千万かで買って、グラム4円上がったから売って、いくらか儲けたとか億単位の金の話をしている。
 コイツには負けたくない。
 ここ、村上トライアスロンは、一般の部に先立ってエリート部門のレースが開催される。
まぁ、あたしだってある意味エリートなんだけど。
 このエリートなる連中は全日本のメンバーで、男子は9時40分、女子は9時50分にスタート
その後、一般の部が10時過ぎてからスタートしてアタシのスタートは10時36分
 まだ、だいぶ時間がある。
 チョイト見ると、例のMark,Sが居た。
背の高いアングロサクソン系だが、まぁ、若々しい訳じゃァない(アタシと同じ年)。で、痩せてる。
トライアスロンの猛者は案外ガッチリしているヒトが多いが、薄くて強靭は鋼を連想させる。
 彼を見ると、モット絞らなきゃなぁって思う。
 さぁ、いよいよエリート男子のスタートだ。
彼等は750メートルのスイムを約8分ほどで泳ぐ、ハッキリ言ってアタシの半分の時間だ。
 それに10分遅れて女子。
 アタシが10時36分のスタートだからエリート男子が出てから約1時間後のスタート。
 実は、アタシが泳ぎ終わる頃には彼等はもう、ゴールしてた。
<まだ30分もあるじゃないか>って残ったアンパンを食べてからもう一回トイレ。
スタート前なら、何回でもトイレに行ける自信がある。
 それにしても皆、なにそんなに急いでいるんだぁ・・・
 みんな、続々とスタート地点に向かっている。
あとで、気づいたのだが、スタート直後のバトルで、優位な位置を確保するためだったのね。
もう、完全にスイッチが入った、というか諦めた・・・俎上の鯉状態です。
つづく 【村上・笹川流れトライアスロン⑦:swim/アタシは悪くない】

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