【LEZYNE】2017/11/20

 そう言えば、昨日ヤビトゥ峠に着いた時、黒いロードの横でお困りの様子の方がいらっしゃった。
随分と長いこと前輪と格闘して、『プシューッ』という音が・・・
 こういう場合、若い女性以外には基本的に声を掛けない習性なのだが、ちょっと興味もあって話しかけてみた。(X:黒いロードでお困りの様子の方、A:アタシ)
A:「大丈夫ですか?」
X:「下のコンビニ辺りでパンクしたみたいで、どうにかだましだまし上がってきたんですが・・・なんか小さい穴がいくつかあいているようで・・・」
A:「チューブ無いんですか?」
X:「今日、持ってこなかったんです」
A:「あげましょうか?」
X:「と、言うか、チューブラーなんです」
A:「あー、チューブラーもありますよ、中古ですが使いますか?」
X:(ちょっと迷ってから)「いや、たぶん大丈夫ですから・・・」
と、言いながらもこっちを見てる。
それから頑張って鉛筆みたいな小さな空気入れで一所懸命空気を入れ始めた。
A:「じゃぁ、御武運を・・・」
と、言ってアタシは去ったのだが、彼がこっちを見てたのは、アタシの自転車についているチョイト大き目のLEZYNEの空気入れを貸して欲しかったんじゃないかと、後になってから気づいた。
 そんなら、そうと言ってくれれば良いのに。
別に大きめの空気入れを持っていることを見せに言ったわけじゃぁ無いんだからァ!
 アタシのチューブラーは前日江ノ島でパンクして「邪道汁」で塞がったまま。
マダマダ、行けそうです。