【SAJ:1級不合格の巻episode 2 失われた栄光】2020/02/18

 先ずはゴンドラで山頂へ。
 午前中いっぱいかけてゴンドラ1本分を講習を受けながら降りる。
今回の1級対象コースの受講者は9名で、皆さん常連さんのよう。
 最初は調子が出ないというか、1度に数十メートルしか滑らないのでスピードが出ないままに無理やり曲げるようで上手く行かない。
 9人中でアタシが一番高い道具を使っているけど、一番下手。
 しかし、一番ビックリしたのが、脚を揃えて滑ってはイケナイそうである。
両脚を適度に開いて安定感のある滑りを確保するんだそうな。
 半世紀も脚を揃えて滑るのを信条にしていたアタシの滑りは根本的に否定されてしまった。
まぁ、ショートターンの時は良いらしいのだが、ロングターンの時は両膝を開けてバランスをキープするんだそうな。両膝を付けてしまうとスキーの両内側のエッヂが雪面に着いて外側が上がってしまう、おかしなⅤ字型になってしまうからだそうだ。
 確かにまっすぐ立っていればそうだが、実際には膝を前に出しているので板はフラットになるはずだろぅ?
 とか、脚を揃えても安定して滑れる人が上手いんじゃないかい?
とか、言い返してやりたいところは色々あったけど、今回は謙虚な気持ちでケンカしない様に妻から言われていたので、「ハイ!」と応える。
 それから、横滑りの練習をやけにしつこくする。
なんだ、横滑りなんて簡単じゃないか。と思っていたのだが、アタシが滑る度にダメ出しをされる。が、何を悪いのかよく分からない。
 例えば右方向に進む場合、左の腰をぐっと後ろに捻るように落として股関節に手袋を挟んでも落ちないような姿勢で滑るとか・・・
なんか、やってみると、偉く不格好でカッコ悪い。まぁ、教科書はそうなっているんだろうが、スキーっていうのはカッコよくないといけないと思っているのでどうにも受け入れ難い。
えーホントにこんなに格好悪い滑りするのかぁと思いながらも言われた通りにやっているつもりなのだが、何度やってもダメダシされる。
 周りの人が滑ると「ハイ、OKです!」と言われるのだが、アタシはダメ。何がいけなくて何が違うのかサッパリ分からないまま時間だけが過ぎてゆく。
 結局、午前中はこんな感じで下まで降りてオシマイ。
1時間の休憩を挟んで午後の講習へ。
 アタシはここで、ゴンドラで1番上まで上がり、一番上のレストランでカツどん(大)を食べてから降りる。
本当ならビールでも飲むところなのでが、途中でオシッコがしたくなると困るのでビールは無し。
へ続く

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