【朝輪:35㌔+笑っちゃいけないのかもしれない。が・・・】2018/07/17

 昨日、プールから上がって公園でビールを飲んでた時・・
 泥だらけの野球のユニフォームを着た小学校高学年の男の子と、その子の父親であろう、デップリとアブラギッシュなオヤジ。(O:アブラギッシュなオヤジ、C:その子供)
どうやら、その子はその日の野球の試合で負けたらしく、オヤジが、試合の後に公園で特訓をしようとしているらしい。
O:「ダッシュ10本な、全力だぞ」
C:「・・・」
O:「聞いてるのかァ、オイッ!」
C:「・・・」
O:「オィッ!」と、いうなり、子供に蹴りを入れようとするが、子供はスルリとかわす。
C:「・・・」
O:「じゃぁ、行くぞ」
オヤジはスマフォのストップウォッチを構えて子供を煽っている。
C:「・・・」
O:「やる気ないなら、やめてもいいんだぞ、オィ、ヤメるのか」
C:「辞める」
子供は頷いて帰ろうとする。
O:「オィッ、チョット待て」
オヤジ、子供が<よもや辞める>と言うとは思わず、自分が想定してたシナリオが狂ってしまったことに怒って子供にビンタを食わせようとするが、子供は巧みにかわす。
O:「ホラ、グズグズしてねぇーで走るんだよ、もうストップウォッチ用意してんだから」
殆ど理由になっていないけど、オヤジも振り上げた拳を落とす先が無くて困っている。
子供もしょうがねーなという感じで、ようやく走る気になる。
O:「ヨーイ、スタート!」
子供は、意外と元気よく走りだすも・・・
O:「おい、もっと、気合入れて走れ」
そんなに、というか結構シッカリしたフォームで走っているが・・・最後はダレた姿で戻ってきた。
O:「なんだ、それの何処がダッシュなんだ、もう一本行くぞ」
C:「もう、帰る」子供はそう言うと、トボトボ歩いて行ってしまった。
オヤジは頭から湯気を出して怒って後を追いかけてゆく・・・
 もう少し、追いかけて見ていたかったが、流石のアタシもここまで!



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